震災から9年。神戸の街は綺麗に生まれ変わり震災の傷跡がほとんど見られなくなっています。しかい街の復興の陰でまだまだ心の傷が癒されない方もたくさんいらっしゃいます。亡くなった方の追悼、鎮魂、そして心に傷を持った方が一日も早く元気になれるよう願いを込めてろうそくを灯し続ける追悼のつどいが1月16日から17日早朝にかけて伊丹市昆陽池公園で開催されました。 |
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9年目で初めての雪。雪がろうそくの炎に当たりぱちぱちと心地よい音を立てていました。今迄地震のショックで会場に来ることができなかった方がやっと今年来ることができたというお話も聞きました。代表の赤松さんはまだまだそういう方が大勢いらっしゃるのでずっとこの追悼のつどいを続けていかなくてはとおっしゃっていました。 今年は昨年12月に私たちの地元藤沢市の片瀬中学校で Half Moon の平和を考えるコンサートがあり、神戸のお話をしたところ全校生徒がろうそくにメッセージを書いてくれました。そのろうそくと、ライブで皆様に書いて頂いたろうそくを届け6000本のろうそくの中で一緒に灯して頂きました。ご協力本当にありがとうございました。 |
許可をいただいて高さ10メートル程のゴンドラの上から撮影。はしごをよじ登ってたどりついたゴンドラの上はかなり揺れて迫力満点でした。
今年のテーマの「夢」をイメージしたデザインがはっきり分かります。中央奥にハート、そのハートの花を両手でつつんで持っているというデザインです。失われた夢をもう一度取り戻し、綺麗な夢の花を咲かせましょうという意味が込められています。 会場に敷き詰めたシートの上に砂をデザインに沿って盛り上げその砂にロウソクを立てていきます。 砂の搬入だけでもかなりの時間がかかります。 ロウソクはなくなった方の数と同じ6000本が立てられ12時間灯り続けます。 |
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