地震で亡くなった方と最後に過ごした12時間をもう一度ロウソクを灯しながら一緒に過ごそうという事から、地震の起きた12時間前、1月16日午後5時46分 に皆で黙祷をして朝まで12時間ロウソクを灯し続けます。

午後5時46分に6500本のロウソク全ての点灯を目指して1時間前から点灯を開始します。会場中央の大きなロウソクの火を各自のロウソクに移し、並べられたロウソクに点火していきます。
今年強風が吹き荒れ、あっという間に吹き消され、あちこちから「きゃー消えたー!
」という叫び声が聞こえてきました。時間は刻々と過ぎ、ロウソクはつけてもつけても吹き消され気持ちが焦るばかりでした。
そんな時、
主催者の赤松さんの例の声が聞こえてきます。「気持ちを一つにして下さい!絶対につくと信じて下さい!がんばって下さい!」
その声に勇気づけられさらに灯し続けます。中腰の姿勢で灯し続けているのでいつの間にか体重をかけている片足はすっかりしびれていました。

5時40分に何とか全てのロウソクに点灯できました。

せっかくつけても風であっという間に消されてしまいました。
子供達も一生懸命点火してくれました。
家族連れの参加の方が多かったです。
どんどん参加される方が増えていきます。
日が落ちてロウソクの明かりが輝き始めます。

中央の大きなロウソクは山形の手作りロウソクです。

静かにロウソクの火を見つめると不思議と落ち着きます。
祈りを込めて点灯します。



Moon  
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