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母なる星、地球
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宇宙から見た地球を思わず作ってしまいました。
地球儀を見ながら、紙の球に各大陸をスケッチし、着色します。
海の色にはそれぞれストーリーがあります。
カリブのあたりはエメラルドグリーンに。太平洋は深い青に。紅海は透けるようなブルーに。
大陸の色も特徴があります。アフリカの大地は赤茶色。南米は熱帯雨林の緑が鮮やかに。
広大なユーラシア大陸は雄大な自然の色合いが豊富です。砂漠が思いの外多いのも驚きです。
そして、最終仕上げは雲です。地球全体を大気が流れ、雲を作ります。
渦を巻いた低気圧、厚く大地を覆う雲。台風もあります。
そして描いているうちに、神様はこのようにいとおしみながら地球を創られたのかなぁ...。
そんな気持がこみ上げてきました。
出来上がった母なる星「地球」。ガラスの一輪差しの上に置くと何と宙に浮いているようです。
光の具合でその都度表情を変える地球。なんかすごく穏やかな気持になります。
宇宙を旅した飛行士たちは「神」を感じ、小さな地球をいとおしむ気持でいっぱいの言葉を残しています。
自分で創ったこの小さな地球を見ていると、少しですが、彼らの気持ちが分かります。
宇宙から見た地球はこの上もなく美しく、国境も無く、ただ一つの、母なる星なのです。
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